「本気で食糧安全保障を考えるなら…」 元農相の地元・宮崎の農家の声：米作りを守るための切実な願い
2025-07-03
毎日新聞
参議院選挙公示から始まった選挙戦。国民生活を直撃する米価高騰の中、かつて「コメを買ったことがない」「売るほどある」と発言し、事実上更迭された江藤拓元農相の地元である宮崎県宮崎2区の農家は、政治に何を求めるのか。彼らの声は、食糧安全保障という国の根幹に関わる問題提起として、私たちに深く考えさせる。 宮崎県西都市でコメとピーマンを栽培する松浦淳二さん（46歳）は、「農家が減ってコメが作れなくなれば、国も崩壊する。農家が生き残っていけるような政策を」と訴える。彼の言葉には、米作りを続けることへの不 ...もっと読む