アサヒ飲料、ウィルキンソンを「情緒的価値」重視のライフスタイルブランドへ進化させる方針を発表
2026-07-18
アサヒ飲料は、炭酸水ブランド「ウィルキンソン」を、消費者の気持ちを切り替えるためのクールなライフスタイルブランドへと進化させる方針を固めた。ブランドの情緒的価値を高め、継続的な支持を目指す。
ブランド戦略の転換:機能性から情緒的価値へ
アサヒ飲料は「ウィルキンソンの日」である7月15日、ブランドの新たな方向性を提示する発表会を開催した。同ブランドが目指すのは、単なる飲料としての提供にとどまらず、何かに熱中する人々の心理的なスイッチとして機能する存在への進化である。
ウィルキンソン・マーケティング部の加藤僚主任は、炭酸水市場における課題として、製品そのものが持つ物理的な特性のみでは差別化が難しい点を挙げた。従来の製品価値を「物性価値」と定義し、それを超える新たな価値創造の必要性を強調している。
炭酸水は明確な物性価値を持たせづらい。『ウィルキンソン』はただの炭酸水ではなくかっこいいブランドと思っていただき、情緒的価値で愛して選び続けていただけるようなブランドにしていく
今後のブランド構築における注力ポイント
今後の展開において、アサヒ飲料は以下の要素を重視していく方針だ。
- 情緒的価値の確立:製品の機能面だけでなく、ブランドが持つイメージや世界観を通じた価値提供。
- ライフスタイルへの浸透:消費者の日常や、集中・リフレッシュといった特定のシーンに寄り添うブランド体験。
- ブランドイメージの刷新:単なる喉を潤す手段ではなく、「かっこいいブランド」としての認知拡大。
同社は、強固な製品特性を持つウィルキンソンを、消費者の感性に訴えかけるライフスタイルブランドへと昇華させることで、市場における独自の地位を確立する狙いがある。




