ロート製薬、中医学を活用!「未病」ヘルスケアで健康寿命延伸に挑戦
2026-05-24

ロート製薬が、健康寿命の延伸と医療費抑制に貢献するため、「未病」の段階からの健康維持に着目した新たな事業展開を計画している。同社は、東南アジア最大級の漢方薬製造販売企業「余仁生(ユーヤンサン)」を通じて、中国の伝統医学「中医学」の知見に基づいた商品開発や食事業の育成を目指す。
近年、病気になる前の「未病」段階における健康維持の重要性が、健康寿命の延伸や医療費抑制の観点から強調されている。ロート製薬は、食や自然素材を通じたセルフケア領域に注力し、余仁生との連携を通じて、日本人の健康管理に向けた新たな提案を提供しようとしている。
余仁生は、1892年創業の老舗漢方薬メーカーであり、東南アジアを中心に幅広い漢方薬製品を展開している。ロート製薬は、余仁生が持つ中医学の知識やノウハウを活かし、日本市場に適した商品開発や、健康維持に役立つ食関連事業の育成を推進していく方針だ。具体的には、中医学の理論に基づいた栄養補助食品や、健康的な食生活をサポートする食品などを開発することが想定される。
昨年2月に閣議決定された「健康・医療戦略」においても、予防医療や健康増進の重要性が強調されており、ロート製薬の取り組みは、このような政府の政策にも合致するものと言える。同社の新たな事業展開は、日本人の健康意識の向上と、より健康的な社会の実現に貢献することが期待される。
