中聯油品の発がん性物質超過問題で応酬、蘇巧慧氏と李四川氏の陣営が食安法を巡り対立

2026-07-07
中聯油品の発がん性物質超過問題で応酬、蘇巧慧氏と李四川氏の陣営が食安法を巡り対立

中聯油品におけるベンゾピレン等の発がん性物質の基準値超過問題を受け、民進党の新北市長候補である蘇巧慧氏と李四川氏の陣営が食安法の責任所在を巡り激しく対立している。

食安法の責任分担を巡る議論

中聯油品の製品から基準値を超える発がん性物質が検出された問題が深刻化する中、立法委員の蘇巧慧氏は、本件の解決には食品安全衛生法に基づく中央政府と地方自治体の適切な役割分担が不可欠であると主張した。蘇氏は、中央と地方がそれぞれの責務を果たし、連携して国民の健康を守る姿勢を示すことが求められていると強調している。

これに対し、李四川氏の選挙事務所側は、蘇氏の過去の言動を引用し、「あなたの父親(蘇貞昌氏)は当時、このような主張はしていなかった」と批判を展開。食安法における責任のあり方について、過去の政治的姿勢との矛盾を指摘する形となった。

蘇巧慧氏による反論

李氏の陣営からの批判に対し、蘇巧慧氏は9日、両者の主張は文脈が異なるとの認識を示した。蘇氏は、今回の油品問題と過去の事案は性質が異なるものであり、現在の食安法に基づく行政の役割を議論すべきであると反論している。

論争の争点

  • 中聯油品の基準値超過:製品に含まれるベンゾピレン等の発がん性物質が規定値を超えていた事実。
  • 行政の責任所在:中央政府と地方自治体のどちらが、どの段階で監督責任を負うべきかという法的な解釈。
  • 政治的責任:過去の政治家による食安法関連の言動と、現在の候補者の主張の整合性。

本件は単なる品質管理の問題に留まらず、食安法の運用体制や、中央・地方政府の連携不足を問う政治的な論争へと発展している。

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