南米被爆者支援、忘れられない1985年 - 巡回医師団の初派遣と献身的な医療活動
2025-05-09

中国新聞デジタル
南米に暮らす被爆者のための医療支援、その始まり 1985年10月、国と広島県、長崎県が共同で、南米に住む被爆者の健康を支援するため、画期的な取り組みを開始しました。それは、被爆者への巡回医療活動を行う医師団を初めて南米に派遣したという快挙です。 初の派遣、困難な道のり ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンという広大な地域をわずか2週間で巡るという、過酷な日程の中、医師団はそれぞれの国を訪問しました。医師団は、3名の医師を中心に、計8名で構成され、被爆者の健康相談や療養指導に当たるという重要な役 ...もっと読む