韓国中銀、利上げ見送り 2.5%維持 今後金融引き締め示唆
2026-05-28

韓国銀行(韓国中央銀行)は28日、予想通り政策金利を2.50%に据え置くことを決定しました。今回の決定は、投票5対2の僅差で下されました。
最近のウォン安の進行と、依然として根強いインフレ圧力が、今後数か月以内に金融引き締めを実施せざるを得ない状況を作り出しています。しかし、イラン情勢が経済成長に及ぼす影響を慎重に見極める必要があるため、現時点では利上げを見送りました。
韓国銀行は、今後の経済状況を注視し、必要に応じて金融政策を調整していく方針です。特に、イラン戦争が引き起こす可能性のある地政学的リスクと、それによる原油価格の高騰、サプライチェーンの混乱などが、経済成長に与える影響を重点的に分析しています。インフレ抑制と経済成長のバランスを取りながら、慎重な金融政策運営が求められています。
市場関係者の間では、今回の利上げ見送りは、韓国銀行が経済状況をより慎重に見極めていることを示すものとして受け止められています。しかし、今後もインフレ圧力が続くようであれば、早めに金融引き締めを実施する可能性も残されています。
